アトピー性皮膚炎について講義を行いました
鳥居薬品様株式会社様にお声かけいただき、アトピー性皮膚炎について、講義させていただきました。
テーマは「当科におけるアトピー性皮膚炎の取り組み 〜重症度に応じたプロアクティブ療法について〜」
アトピー性皮膚炎において、一番重要なのは、寛解(炎症がなく、ツルツルの状態)にもっていくことだと思っています。
今は薬の開発もどんどん進み、外用薬、内服、注射と様々な薬剤がありますが、その方に適した薬剤を選択し、十分な効果をだすために正しく用いていくことが大切です。
まずは寛解を目指す!そして、寛解したら、そこから、なるべく再発させないようにケアを継続していく(プロアクティブ療法)。
寛解しなければ、プロアクティブ療法ははじまりません。
寛解するためには、まずは適切な外用を行うことが基本です。当院は開院以来、看護師による外用指導に重点をおいてきました。
お困りの方は是非、ご相談くださいね。
鳥居薬品の社員の方、全員男性でビックリ。メンズに囲まれるというあまりないシチュエーションに緊張しました(笑)
沢山ご質問をいただき、私自身もまた新しい気づきもありましたので、明日からの診療にも活かしていきたいと思います。
コツコツとスキンケア、大変だとは思いますが、頑張っていきましょう。
鳥居薬品さんのアトピー性皮膚炎に関するサイト
→https://www.corectim-patient.jp/atopic_dermatitis/skin/index.html