【座長】How to use Moizerto アトピー性皮膚炎外用療法を見直す
先週末、九州のアトピー性皮膚炎治療に熱い先生方の集まりがあり、
座長を務めさせていただきました。
昨今、アトピー性皮膚炎治療は大きく進化してきています。
当院でも最新の注射薬や内服薬など様々な治療を行っておりますが、
まずは外用治療(塗り薬)をしっかり行うことが基本です。
塗り薬の選択、効果的な使い方などについて、
ながせ皮膚科、永瀬 浩太郎先生
の講演を聴講した後、意見交換を交わしました。
全身療法ばかり注目される現在、外用治療について、
今回のような各先生方のご意見を伺う機会は大変貴重で、私自身もとても勉強になりました。
まずはしっかり寛解(痒みがなく、ツルツルの状態)を目指す。
そして、その後は、日常生活にお困りのないようそれを維持していくための治療を行っていく。
そのためには、その方の状態にあった薬剤の選択、そして必要十分量を正しい塗り方で塗って頂くのがアトピーの治療の基本です。
当院には皮膚科学会認定皮膚疾患ケアナースをはじめしっかりと
研修をつんだ多くの看護師がスキンケア指導を行わせていただいております。
どうぞお困りの方はご相談くださいませ。
ご講演くださいました永瀬 浩太郎先生、ご多忙中ご参加くださった先生方、
貴重な機会を与えてくださった大塚製薬様、ありがとうございました。