先週診療後、アトピー性皮膚炎について、
製薬会社さんへの社内講義と週末には、先生方への講演の機会をいただきました。

昨今、中等度以上のアトピー性皮膚炎治療として、様々な全身治療薬が発売され、

当院でも多く処方し、非常に有用な結果が得られています。

しかし、高額な全身治療薬はしっかりと適応を見極める必要があると感じています。

初診時に一見、重症にみえるアトピー性皮膚炎の患者さんも、

基本となる外用方法をしっかり学んでいただき、”正しく塗る”ことにより、

外用薬を中心とした治療でよい状態を保ちながらお過ごしできる方も少なくありません。
当院の、寛解(かゆみや炎症のないツルツルの状態)までの取り組みと

その後の維持療法について、お話させていただきました。

講演後、先生方との意見も色々と伺うことができ、大変参考になりました。

製薬会社様、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。